実際に体を張って頑張るミドルや若手はまだまだ多い。
メンタルヘルスの問題も看過できない。
自殺者も相変わらず30代を中心に高止まりで、企業の中ではメンタルヘルスに対応する部署が急増している。
間違いなく現代の大きな企業リスクになってしまった。
もちろんもともとあった問題だが、拡大している。
これまでの高度成長期には、個人も組織も悩んでいる余裕がなかったのかもしれない。
企業も個人も夢中でやってきた中でゆがんでしまった部分もあるだろう。
これから是正していかなければならない、極めて重要な問題だ。
「和」の組織を作り上げる重要な4つの要素最後にこれからのあるべき姿を考えてみたい。
第1に和する組織作りに、もっと注力すべきだということ。
集団力を高め強いチームを作ることだ。
そのためにはまずメンバー個々のフォロワーシップを高めること。
さらにミドルマネジメントやチームリーダーの育成をしっかり行うことが基本となる。
情の重視や不安の解消も忘れてはいけない。
いい意味での平等感、差をつけないことや出すぎる杭を打つこともときには必要かもしれない。
さらに和することとはどういうことが、和することの重要性を組織的に共有したい。
そのためにはここで取り上げた様々な手段、朝礼や社員旅行、社員集合研修、精神的訓練、職場のモットーなどの設置といったことが考えられる。
古臭く、スマートでない印象かもしれないが、こういったことが和する組織作りにはとても有効だ。
自分の組織なりの和するチーム作りをしてほしい。
第2に勤勉に主体的に活動する個人の育成だ。
まずはマインド面で、ロイヤリティをできるだけ高め動機付けをすること。
特に非金銭的報酬としての大儀や理念の浸透、キャリアパスの明示などが大事だ。
大儀を感じればこそ、滅私奉公も苦ではなくなる。
併せて成長できる仕組み作り。
若い人を中心に、日本では企業をひとつの仕事道場とみなすような風潮もある。
商人道場、営業道場などだ。
長い時間をかけて社員を育てる会社には、優秀な人材が定着する。
技術の伝承にも真摯に取り組みたい。
組織の中で人を育てる手法は、仕事で育てる0JT、仕事を離れて研修などで育てる0ff‐JT、本人が自ら行う自己啓発の3つの組み合わせになる。
その中でも最も気を使うべきなのは、仕事を通じて育てる0JTのあり方だ。
小集団活動やQCサークル、各種のプロジェクトなどは、改善活動という会社へのメリットが強調されるが、じつは通じてメンバーの育成ができていることが最大のメリットだ。
ミドルマネジメント層の。
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